五輪バドミントン

今話題になってるロンドンオリンピック・バドミントン女子ダブルスの、中国と韓国のペアがわざと負けようとしたという事件。
読売オンラインによれば「両ペアとも、既に1次リーグ突破を決めており、この試合はいわば消化試合。むしろ負けた方が、次の決勝トーナメントで強豪国や自国ペアとの対戦を避けられる。」とのことで、負けた方が有利になるということだったらしいですね。


選手に批判が集まりがちなようですが、これって制度がいけないんじゃないでしょうかね……。こういうふうに「負けた方が有利になる」試合が発生する可能性は考えておくべきだし、そのときどういう風にするかという規定があらかじめあればこんなことにならなかったのにと思います。両国の選手はルールに違反しない範囲で「戦略的な敗北」を選ぼうとしただけ。。


ちなみにMTGは順位を考慮したことによる故意の引き分け、降参は立派な「戦略」の一つとして認められています。こういう無気力試合を避けるための措置!
スポーツの場合は観客にとっての興行的な側面もありますし、つまらない試合もやらせたいのかもしれませんが……